【数学の計算革命】のすすめ:計算ミスを減らす処方箋

大学受験
キャサリン
キャサリン

最近、数学の計算ミスが多くて、それが原因でいい点数取れないのよねぇ…。

私は丁寧なことが苦手だから、しょうがないのかしら…

どうすればいいと思う??助けてYum@ー!!!

Yum@
Yum@

計算ミスって本当にもったいないよね!

解法はわかるのに、計算が煩雑になったり、凡ミスしたりしてそこは0点になる。

そんなのもったいないじゃ済まされないよね。

Yum@
Yum@

でも大丈夫!

計算ミスは、自分の抱えている問題にしっかり対処すれば、確実に減らせるよ。

Yum@
Yum@

そして、僕は「数学の計算革命」という参考書に出会ってから、格段に計算処理能力が上がり、まさに計算革命が起こったんだ!!

こんにちは、東京工業大学機械系3年のYum@です。

詳しい自己紹介はこちらです。

今回は計算ミスの減らし方を駿台文庫の「数学の計算革命」を紹介しながら、一緒に考えていきます!!

計算ミスを克服している自分を想像しながら、読み進めてください!

-この記事の内容-
・「数学の計算革命」の内容、メリット、やらないほうがいい人の特徴
・「数学の計算革命」のやり方
・実際に効果的だった計算ミスの減らし方

数学の計算革命:内容

Amazonより引用

「数学の計算革命」の構成は以下の通りです。

・標準編は、数学ⅠAⅡBが12章、数学Ⅲが6章、発展編と補充問題が合わせて8章の合計26章

・各章7日分で分かれており、一日分の計算問題が10問となっている

・丸つけ含めて、一日分は15分程度で終わる

・問題は日がたつにつれて難しくなっていく(7日目が難しい)

・各章の始めに計算革命法が書いてある

・各単元の計算革命法の説明動画(19講義)がwebで見れる

この本は計算練習帳ではなく、計算のやり方を変えるものです。

例えば、多項式の割り算を筆算や組み立て除法を使わないやり方、複雑な連立方程式の計算方法など、一章ごとに実用的な計算テクニックが学べます。

毎日1日分やるとすると大体7か月で終わります。

僕は高3の6月からやっていましたが、早慶・旧帝・一工を目指すなら、高2の終わりには始めておくことがベストでしょう。

正直標準編だけで計算革命は起こせるので、毎日15分を3か月やるだけでもかなり計算力は上がります。

「数学の計算革命」は駿台文庫の参考書で、駿台の名物講師である清史弘先生の著書です。

僕も実は駿台生で、過去問解説の授業でこの先生から教わったことがあります。

駿台の先生だからわかりやいのは当然かもしれませんが、動画のイメージ通りの先生でした笑笑

数学の計算革命:メリット

数学の計算革命のメリットは以下の通りです。

・圧倒的な計算処理能力がつく

・計算の練習量も多いので、計算が速くなり、計算ミスも減る

・毎日15分だけなのでルーティンとして続けやすい

・暗算力もつき、問題の先を読めるようになるため、解答方針が立てやすくなる

・解説動画もあるので、計算革命法が確実に理解できる

受験数学は、実践に近づけば近づくほど計算力が重要になっていきます。

正直、難関校では数学における計算力の重要性が半分を占めると言っても過言ではありません。

この計算力とは「計算処理能力」と「単純計算スピード」、「計算の正確さ」です。

計算処理能力とは

計算処理能力とは、一言でいうと計算の工夫のことです。

その例として、この連立方程式を考えてみましょう。

この例は、力のつり合いと運動方程式を考える物理の問題の過程で出てくる連立方程式です。

連立方程式には代入法と加減法がありますが、この式に代入法を使ってしまうと痛い目にあいます。

連立方程式の基本は、加減法で二つの式から同じ形を消して、未知数が一つの式をつくるということです。

この場合は①×sinθ、②×cosθをしてFsinθcosθを消去してあげることが一番簡単な方法となります。

このように、ただ計算をするだけでも、工夫して簡単に計算をすることができれば、計算時間が大幅に減ります。

この参考書では他にも、多項式の割り算を筆算や組み立て除法を使わないで解く方法、複雑な連立方程式の計算方法、瞬間部分積分、三角形の面積を瞬間で出す方法、その他にも高校数学の暗算術など、受験数学の計算に必要なことのすべてが学べます。

暗算力とは

暗算というのは、計算を暗記することによってできます。

例えば、5×5 = 25 ということが一瞬で分かるのも、小さいときに九九によって覚えたからです。

これを多用していくのが、高校数学の暗算です。

例えば

∫sin4xcosx dx = 1/5 sin5x + C (Cは任意定数)

ということが一瞬にして求まります。

よって暗算を使う意識があるだけでも、計算時間がかなり減ります。

Yum@
Yum@

暗算力は、どれだけの計算を暗算で求めてきたかによって、正確性とスピードが変わるよ。

解説動画

この本には計算革命法の解説動画がついていて、こちらのウェブサイトから動画が視聴できます。

このウェブサイトは購入していない人でも見れるので、この参考書が気になる人はちょっと見るといいかもしれません!

それにしても、予備校講師の解説動画付きの参考書が1500円程度で買えるなんてとてもお買い得ですよね笑

※この解説動画は数学の計算革命の初歩の部分しか扱っていません

数学の計算革命:やらないほうがいい人の特徴

計算革命をやらないほうがいい人の特徴は以下の通りです。

先ほどの計算法を知っていて、実践で使える人

・受験まで3か月を切っている人

・ほかの計算に関する参考書を使っている人

Yum@
Yum@

同じ系統の参考書は一種類を極めるべきだよ。

例えば、標準問題精講と一対一対応、チャート式はどれかに絞るべきだよ!!

まぁ計算に特化している参考書はあまりないけどね…

数学の計算革命:やり方

数学の計算革命のやり方は非常にシンプルです。

まずは、前書きなどを読んで、計算ミスをなくしてやるという決心をしましょう。

著者の計算革命のサイトに、この本の目的などが書いてあるので、ざっと見ることをお勧めします。

問題の使い方としては

・一日一回15分を毎日のルーティンにする

・毎回満点を取ることを目標にし、記録を忘れずにとる

・間違えた問題にしるしをつけて後で振り返れるようにする

やる順番もページ順でやればいいので、毎日のルーティンにするということが肝ですね。

著者も言っていますが、この本を活用して、入試本番が計算力のピークになるように計画することが大切です。

Yum@の考える計算ミスを減らす方法

僕の考える計算ミスを減らす方法は非常にシンプルです。

・計算力を上げる

・計算ミスをしてしまったら、どういうミスをしたのかを記録する。

この二つだけです。

ここでやってはいけないのは、計算ミスをして、「はぁっ!?、なんでミスるんだよ!!」と切れて、おしまいにすることです。

しまいには、「私は○○だから…。しょうがないよね。」とそれが自分の性格と決めつけ、開き直るのは最悪です。

重要なのは分析です。

僕は、計算ミスを記録することで、自分に移項の時の符号ミスが多いことに気づき、移項するときにミスらないよう意識することで改善しました。

このような分析をして、どういうときにミスをしやすいのかを明確にすることで、かなり計算ミスは減ります。

あとは、何度も言っていますがそもそもの「計算力」を上げること。

それは「数学の計算革命」で大幅に伸ばすことができます。

僕の受験が成功したのはこの本のおかげと言っても過言ではありません。

まとめ

-計算力とは-
・計算処理能力
・単純計算スピード
・計算の正確さ

-計算ミスを減らす方法は超シンプル-
・計算力を上げる
・計算ミスを記録する

-計算力を上げるための参考書-
・数学の計算革命

計算力が格段に上がったら、あなたの成績が爆上がりすること間違いなしです!

とりあえず行動をしていきましょう!

受験勉強ファイトです!!!

応援しています!!!!!

※実は私は、小さいとき脳の手術をしたので、計算ミスが多発していた時は「本当に脳の障害なのではないか?」と思っていました。
計算ミスが多発しているあなたも、もしかしたら一種の脳の障害なのかもしれませんが、そういうことを考えることは非常にナンセンスです。
ただ単に、現実と向き合うことから逃げているだけです。
もし自分が脳の障害があるにせよ、ないにせよ、現実は何も変わらないのです。
それで悩んでいるだけで損ですよ。
行動
せよ!!

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リアム
リアム

今日も最高な一日にしていこう!!!

See you soon!!

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