こんにちは!Yum@です。
僕は現在東京工業大学(新東京科学大学)工学院機械系に所属している現役大学生です。
詳しい自己紹介はこちらです。
実は僕も高校3年の10月のものを含むすべての東進や河合の東工大の冠模試(志望大学別の模試)で最低判定(e判定)でした。
しかし、志望校を変えずに最後まで戦い抜いた結果、第一志望の東京工業大学に現役で逆転合格することができました。
この記事を読めば「実証済みのe判定から逆転合格する戦略」が分かります。
ちなみに前回は「e判定の受かるマインドセット」について話しましたのでそちらも併せてご覧ください。
e判定は「このまま行くと落ちるよ」ってこと
最初から現実を突きつけますが、e判定の意味は「このまま行くとあなたは落ちますよ」って言う意味です。
前の記事でも書いたように、e判定でも受かるということは珍しくはありませんが、それは簡単なことではありません。
現時点で上にいるD判定以上の人より努力し、その人達を蹴り落とさなければならないのですから。
D判定以上の人はE判定の人よりも頭がいいからD判定以上を取れたのです。
血のにじむ努力をしたから、D判定以上を取れたのです。
あなたは圧倒的努力と戦略変更で刻一刻と成長している彼らを抜かさないといけないのです。
ここで1つツイートを見ます。
結果が出ているときほど謙虚に、結果が出ないときほど大胆に。
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) November 26, 2022
僕の尊敬している人の一人である本田圭佑さんのツイートです。
やはり、世界のトップで戦っているケイスケ・ホンダはかなりの谷を味わっています。
「結果が出ないときほど大胆に」戦略を変えて行かないと、合格は厳しいものになるでしょう。
僕が実際に取った戦略
ここからは僕が7月に受けた冠模試が夏休み始まる前に返ってきて、e判定だったときの、その後取って良かった戦略について話していきます。
ちなみに、10月の冠模試もE判定でしたが、かなり惜しいe判定で、10月の模試のときは以前よりかなり難問が解けるようになっていました。
学校で10月に受けた進研模試ではB判定をもらうことができて、「第一志望合格は夢じゃない」とかすかな自信を持てるようになりました。
基礎を盤石にする
やはり、これが僕の受験期において重要な役割をしたと思います。
「基礎は夏休みまでに固めなさい」とよく言われますが、僕の場合は10月くらいまでは基礎をかなりやっていました。
ここでいう基礎というのは典型問題まで含みます。
レベルで言うと数学なら一対一対応や標準問題集という感じです。
何なら、基礎の復習は入試直前までやったほうがいいと思います。
とりあえず僕は、ライバルと何が違うのかを考えました。
そして、「僕の実力はまだ第一志望を解くに値しない実力で、基礎力がないから応用が一向に解けない」ど断定し、ひたすら標準問題をやったり、予備校のノートを見返したりしていました。
とはいうものの、一日に一つくらいは自分にとって難しい問題を解くことをおすすめします。
やはり基礎から応用の紐づけを脳に刻んでいく作業はかなり時間がかかるので。
苦手分野を徹底的になくしていく
いろんな知識があっても、穴が多いと、全く点数が取れないものです。
「これがわかっていれば、あの問題は完答できたな」という経験があなたにもあるはずです。
受験では得意分野を伸ばすより、苦手分野をなくしていったほうが確実に合格に近づけます。
入試本番でその得意教科が易化していたら、元も子もありませんからね。
「基礎を盤石にする」に近いですが、穴を埋めて、道を増やしていくと、自ずと点数は上がっていきますよ。
僕も、数学でいうと確率と整数問題が苦手でしたが、秋にアキるほどこれらの分野をやっていったら、直前期には得意分野になっていました。
これは完全に他の分野より時間を割かなかったことによる「苦手」でした。
計算ミスをなくす
僕は昔から計算ミスが多いです。
一時期はADHDを疑ったほどに計算ミスが酷く、これが原因で点数が取れていない部分があったのでどうしたものかと思っていました。
また昔から「落ち着き」がないほうで、集中力も欠如していたので、これは生まれ持った体質なのか??と思っていました。
高校2年の3月あたりにこれを改善するべく、マインドフルネスというものに出会い、落ち着きや集中力はある程度は改善できましたが、計算ミスは大して減ることはありませんでした。
それで、計算ミスをなくすために高3の5月ごろに出会った教材が数学の計算革命<改訂版> (駿台受験シリーズ)です。
その時に計算は経験が全てではなく、工夫して解くことが重要ということを知り、計算のテクニックを本書を通して学びました。
効果はすぐ実感できましたが、やはり5ヶ月後くらいに効果をじわじわ感じて、計算ミスが大幅になくなっていき、計算が早くなりました。
何なら、計算問題はライバルと差をつけられるから、難しいやつ来いって思ってたね笑
計算ミスを本当になくしたいから、一時期計算ミスノートを作ったよ。
日付と何でミスしたかを書いて、もう二度と同じミスをしないようにしていたよ!
模試より過去問を崇拝せよ
このブログを読んでいる人の中には、高3の秋でe判定を食らってしまった人もいるかと思います。
僕もその一人でした。
でも、そんなに模試を信じないほうがいいです。
特に冠模試は通常の入試より難しく作られていますし、あまり洗練されていない問題も多いです。
要するに、「傾向は同じかもしれないけどその大学の問題とはかなり違う試験」です。
そんなのの判定を信じるんですか??
信じるべきものは模試ではなくて、断然過去問です。
過去問は洗練された問題でその大学の顔とも呼べる問題となっています。
更に、実際に大学が求めている人材を集めるための問題設定になっているので、これができるようになったら受かる可能性が大きいということです。
東工大だとしても、類似問題は結構出ることはあるので、10年分くらいやっておくと安心です。
そして、過去問はしっかり時間を測って、あまり邪魔されない環境でやることが重要です。
どれだけ緊張感を持ってやれるか、どれだけ本番を想定できるかで、かなり合格確率は変わってきます。
僕は過去問をしっかりきっちりやったおかげで、爆発的に実力を伸ばすことができました。
その時期は11月以降なので、やはり、受験生は最後まで何があるかわかりません。
みなさんも過去問信者になりましょう。
こんなときこそ、スマートに冷静にいこう
E判定を食らってしまうと、特に直前期だと、かなり焦ってしまうんですよね。
先程、E判定だったら戦略を変更しなければいけないと言いましたが、焦っているとかなり無謀な戦略やスケジュールを立ててしまいがちです。
例えば、「勉強時間が足りないから、これから睡眠を2時間削ろう」とか、「学校は単位が取れればいいから最低限しかいかない」、「学校では休み時間中も常に勉強する」などです。
はっきりいいますが、これらの戦略は「失敗」することがほとんどです。
日常の生活習慣を変えるのは「無理のない範囲で」というのが重要です。
これらのことは、長くても数週間しか続かないし、ストレスが大幅にたまります。
特に学校に行かないようになると、生活にメリハリがつかず、生活が死ぬほどつまらなくなるでしょう。
大切なのは「頑張りすぎないこと」です。
人生は「マラソン」です。
これは何においてもそうですが、長期目標を達成するためには「長期間ずっと力を出し続けられるペース」が一番効果的なのです。
※特に睡眠、食事、(運動)を疎かにするのは全くスマートではない戦略でしょう。
睡眠をすることで脳みそが発達し、解けなかった問題が解けるようになります。
食事は人のガソリンです。
健康な食事は人をより生産的にします。
運動は体の老廃物を取り除いたり、幸せホルモンを分泌します。
運動は受験生にとってかなり難しいですが、時間がない受験生には「HIITトレーニング」という短時間でできる強度インターバルトレーニングがおすすめです。
僕は朝勉強する前に、バーピージャンプをしていました笑笑
「自分を信じる」これに尽きる
受験においても、何をやるにおいても、一番重要なことはやはり「自分を信じる」ということです。
「自分はできる」と信じないことには何も始まりません。
思考は現実化します。
自分ができないと思ったら100%そのことはできません。
自分ができると思ったことにだけ、自分ができる可能性が現れます。
特に受験生のお年頃は自己肯定感の高い人は少数派でしょう。
僕も自己肯定感が低くて、いつも心では「僕なんて…」って思ってましたから笑笑
自己肯定感が低かったとしても、一つのものを信じることはできるはずです。
「あなたは絶対に第一志望に合格します。」
これを信じましょう!
最後に
僕が尊敬して止まない「努力の鬼」クリスティアーノ・ロナウド選手は「夢を叶える上で一番重要なことは自分を信じることだ」ということを言っています。
これを信じて、合格を勝ち取りましょう。
まあ、余計な心配しても気分が下がるだけなので、最大限頑張り切るということだけに集中して、気分を上げていきましょう!!
なるようになるさ!!!
では、健闘を祈ります。
今日も最高の1日にしていこう!!
See you soon!!
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