(この記事は東工大生(科学大生)の数学苦手を克服した方法(実話)の記事の続きです)
結局Yum@はどうやって数学ができるようになったの???
今回は僕が考える「数学の勉強メソッド」を話していくよ!
よろしくねぇ
こんにちは、Yum@です。
僕は、東工大機械系に所属している大学生2年生です。
今回は現役東工大生(科学大生)の私が考える、「高校生でやるべき数学の勉強法と考え方」を紹介します。
これを読んで書いてあることを実行すれば数学が得意になること間違いなしです!!
僕は高校の初期に、Youtubeや塾の先生からの指導により、数学の勉強法を考え直したため、数学が飛躍的にできるようになりました。
実際には、上のクラスで下から15番目くらいだった僕がたったの3か月でクラス1位をとれたよ。これは努力よりはどう勉強したのかが大きいね!!
ちなみに私の数学のエピソードを話すと、中学のいちばん最初のテストで赤点に近い点数を取り、補修(クラスでだいたい4人くらい)に引っかかり、小学校では勉強でトップ層にいたためにトラウマになり、そこから数学に苦手意識を持つようになりました。
中学の頃は追試の常連になり連立方程式の小テストが追々々試まで行ったことがあります笑。
その頃も決して数学の勉強を怠ってたわけではありませんが、自分は数学の才能がないと思っていました。
そんな落ちこぼれだった中学校のエピソードは東工大生(科学大生)の数学苦手を克服した方法(実話)の記事をお読みください。
ここからは実際に僕が最強だと思う数学の勉強法について紹介していくね!!!
一番大切なこと
まず大前提として、どんな勉強でもそうですが、基本的には量より質です。
一番大切なのは「睡眠、食事、運動」の三つです。
何言ってんのと思う人もいるかもしれないですが、これを過小評価している人が多すぎます!
僕の成績が上がったのもこの三つの要因が大きいよ!!
この三つができていて、それに加えて勉強をすれば脳の成長が速いことは確実だよ!!
睡眠、食事、運動に関してはどうしたらいいのかを各自で調べてほしいですが、ざっというと、
・睡眠は7時間以上(就寝1時間前はスクリーンを見ない)
寝ることに集中する(この三つの中で一番大事なのは睡眠です)
・食事は習慣的にジャンクフードはとらない。(パフォーマンスが劇的に落ちる)
血糖値を考えた食生活にするとベター(途中で眠くなるのを避けるため)
・運動は毎日30分以上やる。(代謝が良くなり、思考がクリアになる。睡眠にもいい影響がある)
ではこの三つのことができている前提で、次に数学の大切なことをまとめました。
すべてに通じる高校数学の五か条
高校数学の五か条
- 教科書を大事にする
- 定理の証明を理解する
- 自分一人で考え抜く
- 定石を覚える
- 難しい問題は連想ゲーム
ここからはこれらを詳しく説明していくね!!
教科書を大事にする
まずは一番目に教科書を大事にしてください。
入試は教科書がもとになって作られているので、教科書を過小評価して受験勉強をしているのなら、それは宝探しに宝の地図を持たずにいくようなものです。
大学入試作成に携わったことのある、ある先生の話によると、入試の問題作成をするときには全国で使われている教科書を机において、やるそうです。
また、教科書を完璧にすれば高校の数学の基本は習得できます。
定理の証明を理解する
教科書の中で出てくる定理の証明は絶対に理解しましょう!
簡単なものは覚えてしまいましょう!!
これはたまに入試問題に公式の証明が出てくるためなのはもちろん、導出を知っておくことで公式や定理を再現できるので絶対に思い出せないということはなくなるからです。
また、多くの証明方法を知ることで、証明問題に強くなることができます。
さらに、公式暗記の前に「なぜそのことが成立するのか」を理解することで暗記量を半分以下に減らすことができるでしょう。
例えば、三角関数の2倍角、半角、合成、和積、積和の公式などの諸公式は、サインとコサインの加法定理のたった4つを覚えれば導出ができます。(覚えるに越したことはないです笑)
覚えるに越したことはないけど、受験から1年以上たった今でも僕は、その4つは覚えてるからそれらの公式を導出できるよ笑
自分一人で考え抜く
次に大切なのは基本は「自分一人で考え抜く」ということです。
まず、教科書の内容(章末問題は除く)を理解せずに問題集に手を付けることはNGです。
教科書があまり理解できていない状態で問題集をやる人がいますが(実際の過去の私)、そのような人はすぐ解説を見がちです。
わからなかったらすぐ解説を見ていいのは教科書の例題の役割です。
この習慣がついてしまうと、解法暗記に走ってしまい一向に頭がよくなりません。
数学は自分が持っている知識をどう使うかで解法が決まります。
いわばパズルゲームです。
そのパズルを完成させることを一人やり抜くことで脳へ「経験と達成感」が行き渡ります。
正しい解法暗記は、同じような問題をこの方法で何度もやるから、その副産物として勝手に覚えていくというものです。
これこそが数学の論理的思考です。
その考え抜く習慣をつけることができたら、数学が得意になること間違いなし!!
それに、わからなかったときに解説を見ることの罪悪感が生まれるから、復習もしっかりやろうと意識するようになるよ!!
友達と一つの問題を解くっていうのは、競争心が出てくることはいいことだけど、基礎がしっかりできてからじゃないとあまり意味ないよ!!
定石を覚える
ここまできて基礎が固まったら、標準問題をやると思いますが、ここで大切なのは「定石を系統だてて覚える」ことです。
ここでいう標準問題というのは共通テストの中で難しい部類に入る問題のレベルです。
「定石を系統だてて覚える」とは、「どういう問題には解法がいくつあるのか、問題の特徴によってやるべき解法を把握し覚える」ということです。
これができると、例えば、「整数問題であったら「①不等式で範囲の絞りこみ②因数分解で積の形③余り、倍数を利用する」の3つがあるな、この問題にはどの解法がいいかな」と始めからいくつかに選択肢を絞って考えることができるよ!!
この方法はYoutuberの河野玄斗さんが言っていたことで私も強く共感します。
河野玄斗さんについては下記の記事で詳しく紹介しています。↓↓↓
私が定石を定着させるために使っていた参考書は、大学への数学の一対一対応シリーズでした。
参考書は定評がある奴ならぶっちゃけなんでもいいと思います。
大切なのは一つのものをトコトン極めることです!!
浮気は禁物ですよ笑
難しい問題は連想ゲーム
ここまで出来たら応用問題をやっていくと思いますが、応用問題はほとんどが標準問題の解法を合わせることで解決します。
だからあとは、自分の持っているパズルのピースを埋めるだけです。
問題が解けないのは、頭の中でパズルのピースをなくしてしまったときか、そもそもそのピースを持っていないときの二択です。
とりあえず、いろいろなアプローチ方法を知って習得することが基礎を固める上で重要となります。
ここまで来たらあとはどれだけいろいろな問題を経験し習得したかで解けるかが決まってきます!
この領域に達したときは、もう数学が得意になっているはずだよ!!
数学の最難関問題以外の解法は案外単純ってことに気づけたら勝ちやで~!
計算力は効率を左右する!
ここまで数学との向き合い方に関する5か条を紹介しましたが、数学の勉強の効率は計算が早くできるかどうかで変わっていきます。
量をこなせば物理的に計算が速くなりますが、一番の近道は計算の工夫をすることです。
そこでおすすめしたい参考書が駿台文庫の「数学の計算革命」です。
この本は丸つけも含めて一回15分ででき、一日一回やれば3か月程度で高校数学のすべての範囲の計算術がマスターできます。
この参考書のレビュー記事についてはこちらを参照ください
この参考書では、多項式の割り算を筆算や組み立て除法を使わないで解く方法、複雑な連立方程式の計算方法、瞬間部分積分、三角形の面積を瞬間で出す方法、その他にも高校数学の暗算術など、受験数学の計算に必要なことのすべてが学べます。
私は本当に問題を解くのが遅かったですが、これを習得してからはピカイチに計算が早くなりました。
数学の参考書の中では、私が一番押す参考書です!!
最後に
勉強も考え方次第で変わることを知れてよかった!!
何事もすべて考え方によって変わる気がするわぁ~!
それは大切なことだよね。
本当に、何事も考えようだと思うよ笑
最後に大切なことを言っておくと、勉強法は勉強において根幹にあるものですが、最後はやっぱり努力です。
数学が得意になるにはある程度の努力は必須になっていきますが、正しい勉強法をすると必要な努力量が大幅に減るでしょう。
あと注意してほしいことは、これが当てはまるのは高校数学までです。
大学数学はより厳密な理論が含まれたり、もっと複雑化するため別の学問ととらえるべきであると考えます。
今日も最高な一日にしていこう!!
See you soon!!
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