2023年度上半期に読んだおすすめの本3選厳選

書籍・作品紹介

こんにちは、Yum@です。

僕は現在、東京工業大学(東京科学大学)工学院機械系の大学2年生です。

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僕は2023年度から、読書習慣を始めました。

今年度は40~50冊は本を読むと意気込んでいます。

実際に2023年度上半期(4月~9月)で20冊以上本を読めたので、その中からこれは全人類が読んだほうがいいかもと思った本を厳選して3選紹介したいと思います。

また、後半では全く本を読む習慣がなかった僕がどうやって読書習慣を身に着けていったのかも紹介していきます。

2023年上半期に読んだおすすめの本3選

バビロン大富豪の教え

まずおすすめしたい本は「バビロンの大富豪の教え」です。

この本は昔から有名な本で、原題はジョージ・S・クレイソンが書いた「The richest man in Babylon」です。

1926年から存在する、100年に渡るの不屈の名作となっています。

僕は原作を翻訳して脚本し、漫画化した漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則を読みました。(Kindle Unlimited なら無料で読めます)

漫画版だと1時間半くらいで読めちゃうと思います。(途中で文字の説明が入ったりする)

kindleはスマホでも使えるので、専用端末がなくても使えます。

有名なのは原作を翻訳したバビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのかです。

漫画版は、古代バビロニアの貧しい少年がバビロニアで一番お金持ちの人に話を聞いて、それを実践していく物語です。

お金を稼げたと思ったら、どん底になったりして「どうすれすればお金を稼ぐことができるのか」を一緒に考えさせるストーリーとなっています。

この本の内容は、「目先のお金を得るためのテクニック」ではなくて、「お金に愛される知恵」や「不変の真理」が書かれています。

時代は違えど、「バビロンの大富豪の法則」はお金を稼ぐ根本として揺らぐことはありません。

その5つの法則は

1.家族と自分の将来のために収入の10分の1以上を蓄える者のもとには黄金は自らを膨らませながら喜んでやってくるだろう

2.黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば黄金は賢明に働くことだろう

3.黄金の扱いに秀でたものの助言に熱心に耳を傾ける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう

4.自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でたものが否定する商いに投資をしてしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう

5.非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり、己の未熟な経験を盲信したりするものからは黄金は逃げることになるだろう

そして紹介されたやるべきこと7つは

・収入の10分の1を貯金せよ

・欲望に優先順位をつけよ

・貯えた金に働かせよ

・危険や天敵から金を堅守せよ

・より良きところに住め

・今日から未来の生活に備えよ

・自分こそ最大の資本にせよ

僕がこの中で感銘を受けたのは、「蓄えたお金を働かせよ」「より良きところに住め」「自分こそを最大の資本とせよ」です。

これについて自分の持論を紹介します。

蓄えたお金を働かせよ

今の時代、お金はどんどんインフレして行っています。

昔100円だったものが150円になっているなんてザラです。

このことからわかるように、ある程度貯金することは大切ですが、貯金して休んでいるお金は時間と共に価値がどんどん下がっていきます。

銀行に預けても、銀行側はそのお金を使っていろんな融資ができますが、私たち側のメリットは「お金を奪われない」だけです。

なので、お金をいろんな形にして使っていくことが大切であると感じました。

どういうことかと言うと、株や仮想通貨に投資するだけでなく、例えば勉強、留学、自分のスキルのためにお金を投資するなど、自分の価値を高めることにお金を投資して、将来的にお金を稼げるようになろうと言うことです。

これを知ってからは、僕は自己成長のために使うお金はバンバン使うようになりました。

特に大学生であるなら、目的がない限りお金を貯めることのメリットはほぼないです。

より良きところに住め

「成長したいなら環境にこだわれ」

この言葉は僕の憧れている人の一人である本田圭佑さんが、よく言うセリフです。

毎日何を見るか、誰と会うか、自分の五感から感じるものが自分の習慣をつくる。

何をやるかも大切ですが、どんな環境に自分を置くかも同等に大切です。

せっかく一回だけの人生を歩むなら、自分の成長を一番加速させる最高の環境を選びたいものです。

特に、家というのは毎日10時間程度はいる環境です。

人生の半分が自分の家の環境にいると考えれば、住んでいる家にこだわることは非常に重要なことであると気づくでしょう。

「家は集中できる環境なのか」「家はリラックスできる環境なのか」「生活する上での立地はどうなのか」

この本を読んで、改めて環境が大切であることを心に刻めました。

自分こそを最大の資本とせよ

この本を読んで一番はっと気付かされたのが「自分こそを最大の資本とせよ」ということです。

僕は高校の頃から、投資に興味があり、大学に入ったら投資(投資信託、株)をやってみようと思っていました。

投資は自分で働いて稼ぐよりも簡単な稼ぎ方であると思ったからです。

しかし、この考えは最近100%変わりました。

Youtubeの影響が強いのですが、この本がそれを裏付けてくれました。

・お金が無くてもスキルがあるのならお金を生み出せる

・お金は集まっているところに集まりやすい

・自分の成長は若いうちが一番伸びる

・まず、この考えがあると自分の成長を第一にフォーカスできない

自分のやりたいことがある程度できて、お金が余っているときに投資はやるものなので、今は時期的にも、まだ投資はするべきではないとわかりました。

自分を最大の資本とすることで、まずは自分のスキルを上げてどんどん経験を積みレベルアップしていくことが自分のやるべきことであると再認識できました。

まだまだ、この本から吸収できることは多くあります。

また、5つの法則や7つのやるべきことがなぜ必要なのか、興味がある人は読みましょう。

この本はKindle Unlimitedなら0円で読めます。

新規加入ならKindle Unlimited を無料で30日間体験でき、それ以降の月額980円と安いので、本を月2冊以上読む方にはオススメです。

脳はバカ、腸はかしこい

次におすすめしたいのは東京医科歯科大学名誉教授であった、藤田紘一郎氏が書いた「脳はバカ、腸はかしこい」です。

この本はよくある「データを根拠として腸の大切さを解説し、腸を守る方法を伝授する」というものが主題ではなく、「人間はもっと動物らしく生きたほうが、よりよく生きられるよ」ということであると僕は捉えました。

「人間は前頭葉が発達しすぎて、考え過ぎ病になっていたり、すぐ騙されたりする。それに比べて腸は排泄物を通して体の調子を教えてくれるし、本能的にすべて動いていて騙されることはないから脳より賢い」という感じの内容です。

この本の書いてあることは、一言でいうと「斬新」でした。

人として根本的なこと、まず僕たちは「ヒトという生物」であることを自覚し、腸が健康のすべてを握っていることをひしひしと感じました。

僕は他にも健康に関する本をかなり読みましたが、健康に関する根本的な本ということは間違いないでしょう。

健康生活初心者なら、これを最初に読む一択です。

この本もKindle Unlimitedなら無料で読むことができます。

僕が感じたこの本の主題を掘り下げる

「脳は性を司り、腸は食を司る」や「脳は腸が進化したものであって腸の歴史は脳に比べて圧倒的に長い」、「汚いとは?きれいとは?」などがこの本のキーポイントです。

これらのことに付随する結論としてはそれぞれ、「食と性を考えることで豊かな人生を送れる」ということ、「腸は脳の司令塔であり、脳は発達しすぎたために欠陥がたくさんある」、「常在菌がないとヒトは生きていけない。衛生環境がきれいすぎることが、アトピーやアレルギー性疾患やうつ病をもたらす」です。

どのことも初めて聞くようなことばかりで困惑しますが、この本を読みすすめてよく考えていくうちに「当たり前のことやん」と気づいて行きます。

人間の特徴と言ったら大きな脳ですが、やはり生物として重要なのは脳よりも腸です。

脳にはかなりの弊害があります。

例えば、脳の中でモラルのないことを考えてしまうことや、「今日は我慢する」ということが守れなかったり、「〇〇は安全だ」という思い込んでしまったり、眠れないと思ったら眠れなくなってしまうなど、脳は非常に複雑で厄介なものです。

一方で腸は、便通で体の異常を知らせてくれたり、様々なホルモンを体に与えたり、体に合わなかったら下痢をするなどして、体の調子を常に管理してくれます。

そもそも感情と言うものがないため非常に優秀です。

「腸を第一に大切にしましょう」ということを「生物のあり方」を絡めて議論しているこの本は、僕にとって発見が多かったのでかなりの良書でした。

印象に残った小話

この本の中で、印象に残ったことを紹介します。

まず、先程も話した「きれいとは?」の話に関するもので、筆者がインドネシアに行ったとき、衛生環境が非常に汚かったらしくて、子どもたちが排泄物が流れる川で平気で遊んでいたとのことです。

しかし、その子どもたちは日本の子どもたちよりもずっと元気で、アトピーやアレルギー疾患に誰もかかっていなく、大人も皆いきいきしていたのです。

果たして菌は「汚い」のでしょうか??

赤ちゃんがなんでも口に入れてしまうのも、「腸に常在菌を入れるため」であり、正常な発育に欠かせないものであるのです。

大地に生活している野生生物の赤ちゃんの多くは、土を舐めるそうです。

コアラも菌を体内に入れることで、ユーカリの毒を無毒化できる体になるそうです。

※ミミズは最強の精力剤であるという話も面白かったです。(ミミズは腸内細菌を腸の中に飼っていて、それが土を耕します)

他にもたくさんの「驚きと発見」、現代人が直面している現状、筆者が実践している腸が喜ぶ生活習慣などが学べるので、興味がある人は読みましょう。

世界がもし100人の村だったら

最後に紹介するのはおそらくほとんどの人が知っているであろう名著、C.ダグラス・ラミスの「世界がもし100人の村だったら」です。

この本を僕が初めて読んだのは小学生の頃で、20歳近い今に再び読んでみると、とても新鮮で、これから生きる上でこれからも読み返さないと行けない本であることを確信しました。

自分が如何に幸せな分際であるのかを客観的に知ることができます。

この本は頭の中で思考をする時間を含めてもおそらく30分で読み終わると思います。

こちらの本はKindleでは500円弱で買えます。

読み放題でない本も大体が安く買える点もKindleの利点の一つです

「世界がもし100人の村だったら お金篇」というのもあり、こちらはKindle Unlimitedなら無料で読むことができます。↓↓↓

この本は大人向けで、資本主義社会に付き物である「貧富の差」にフォーカスして世界の状況が書かれています。

発行年も2017年とわりと新しいです。

この本を読んで得られるもの

この本は2001年に発行された本なので情報はいくらか古いと思います。

しかし20年でそんなに世界は変わっていないのが現状です。

この本からは「世界の多様性」と「自分が如何に幸せであるか」を知ることができます。

僕が小学生の頃は前者に特に注目していましたが、今読み返すと、後者の印象が強く残りました。

このブログを読んでいるあなたは、文字が読めない約10億人(2020年)よりも恵まれています。

戦争や拉致におびえてなければ世界の20%よりは恵まれています。

あなたがもし、嫌がらせ、拷問、逮捕、死を恐れずに、信仰や信条、良心に従ってなにかをし、ものが言えるなら、世界の50%より恵まれています。

この3つのことが当たり前だと思っている人が多いと思いますが、世界の5割にとっては当たり前じゃないのです。

そう思うと、「屋根がある家があって、家族もいて、スーパーに行けば食料があって餓死するおそれのない生活ができることはなんて幸せなんだ」と気づきます。

最近は「その生活に対して文句を言う自分はなんて傲慢なんだ」と思いながら生活しています笑。

やはり幸せはどれだけ、「幸せの基準」を下げられるかで決まってくると僕は思っています。

一度読んだことがある人も、もう一回読むことで日々の生活がよりいきいきと生活できるようになるかもしれません。

ぜひ読んでみてください。

最後に

最後にプロモーションになってしまうのですが、これを共有しておきたいです。

やはり、本を読むには紙の本を買うのが僕は一番いいと思っています。

しかし、お金がかかってしまったり、ちょっとした荷物になってしまうなどたくさん本を読みたい人はやはりKindle Unlimitedに加入することをおすすめします。

おすすめ理由をまとめておきます。

・料金は月980円(毎月1~2冊読むだけで元を取れる)

・200万冊以上が無料で読める(漫画、雑誌、本)

・Amazonにある本なら電子書籍で読める(電子だと紙より安い)

・Amazonだから洋書も豊富

・30日間の無料体験がある

・しおり機能、マーカー機能がありいつでも見返せる

・電子書籍は色褪せない

Yum@
Yum@

Amazonって最初は小さな本屋さんだったんだよ笑

だから、マニアックな本まで取り揃えてあるんだよ!

これからも読書習慣を続けて、また素晴らしい本があれば皆様に共有して行きたいと思います。

では!!!

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Yum@
Yum@

今日も最高の一日にしよう!!

See you soon!!

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