スマホ依存克服:脱スマホ「完全解説」

ジャーナル
キャサリン
キャサリン

最近早く寝たいのに、ついついSNSを長時間見てしまって寝不足なのよね。

勉強もしないといけないのに…。どうしよう、Yum@~!!

Yum@
Yum@

「スマホの時間を減らしたい」っていうのはほとんどの人が悩んだことのあるテーマだね!

じゃあ今日は僕のスマホ脱却に関する全てのノウハウを紹介するね!!!

これを実践できれば、絶対に脱却できる方法だから、ついてきてね!!

キャサリン
キャサリン

よろしくお願いします!!

こんにちは、Yum@です!

私は現在東京工業大学(新東京科学大学)工学院機械系に所属している現役大学生です。

詳しい自己紹介はこちらです。

この記事では「スマホを生産的に使う方法」を精神科医のアンデシュ・ハンセン氏の著書を使いながら考えていきます。

「youtubeを開いたらいつの間にか2時間が過ぎてしまった」

「早く寝たいのに、どんどんおすすめが出てきて、手が動いて動画のスクロールをやめられない」

「スマホゲームがやめられない」

「SNSがやめられない」

これらのことは、昔の私の体験談です。

皆さんこの記事を開いたということは何かしらのスマホに対する悩みがあると思います。

そしてスマホのスクリーンタイムを減らす方法を探していることと思います。

自分が無駄と思っているスクリーンタイムをほかのことをする時間に充てることができれば、将来の幅が広がるだけではなく、スマホ以外の様々なことができるので日々の達成感が生まれ、幸せであることを感じやすくなります。

そもそも、無駄だと思っていることに時間を費やすということは、メンタルヘルスに悪いです。

ですので現代人にとって、スマホとの時間を減らすことが幸福を感じる生活をするうえで重要なことになってきています。

正直スマホ中毒は今の時代、普通に生活していれば陥ることであると思うので、しょうがないことではあります。

これは社会問題なのです。

それに立ち向かおうとしているということは素晴らしいことです。

今回紹介するのは、スマホを使わなくする方法ではありません。スマホとうまく付き合う方法です。

齢19の私が考える、スマホとうまく付き合う最強メソッドを14,000字越えで完全解説します。

誰でもできるようにステップバイステップで紹介します!!

実は僕もスマホ中毒でした。

僕は現在東工大(新科学大)に通っている大学生ですが、私も一年前まではスマホ中毒真っ只中でした。

大学一年生の初期は受験が終わり、ストレスが解放された時期であり、授業も比較的楽であるため、バイトやサークルはやっていましたが、それでも暇が多かったです。

そんな中、僕はクラッシュロワイヤルというゲームにはまっていました。

心の中では1日30分だけやろうと決めていても、あの勝利する快感がたまらなくて、ひどいときは朝から晩までやり、一日が溶けたという日もありました。

過去を遡れば、中学二年のころに荒野行動というゲームが流行り、放課後や夜は皆で荒野に行き、「ドン勝」の快感を夜飯替わりにしていた時代もありました。

Yum@
Yum@

あの時代はあの時代で、むっちゃ楽しかったなぁ…笑笑

高校一年の時にそろそろ勉強しなければならないとなり、ゲームはクラロワだけにして、そこから受験勉強をやっていき高校二年からはもうゲームをすべてやめて、(その代わりYoutubeはかなり見ていた)受験に本腰を入れたという過去があります。

そして大学一年の初夏のころ、クラロワを制限しないとまずいと感じ、スクリーンタイムをかけるものの失敗に終わり、またもや朝から晩までクラロワをしてしまった日がありました。

この時は、トロフィー5000超えたらやめると決めていましたが、集中力もなくなり、勝ち続けられなくて、もう気づいたらゲーム脳になっていました。

そしてトロフィーが5000を超えたのが就寝時刻の一時間前でした。

僕は、我に返り自分の情けなさにとても落胆しました。

そこで、もうクラロワをやめようと思い、アンインストールをして、自ら自分の親に「今年はもうクラロワしません。クラロワをしたら罰金5000円を払います」ということを紙に書き、渡し、口でも伝え、「変わってやるぞ」と決心をしました。

そして今までもうスマホゲームをやることは一切なくなりました。(友達と遊ぶときは別です笑)

しかし、スマホゲームを無くしてしばらくは、AmazonプライムなどのサブスクやYoutube、漫画にシフトチェンジするようになるので、そこでもスクリーン中毒と戦うことに苦戦しました。

そして今のスクリーンタイムは下の通りです。

最近はスマホのスクリーンタイムが2時間以内に収まるようになってきましたが、最近は動画の撮影のために超えてしまうこともあります。

実際はYoutubeMusicのバックグラウンド再生で音楽を聴いているため、スマホを使っている時間はもっと長いです。

また、あとにも説明しますがYoutubeや大学のノートであるGoodnoteをタブレットで使用しているため、実質的なスクリーンタイムはもっと長いですが、最近のYoutubeの使用時間は平均して30分強くらいであり、かなり時間を無駄にすることは減りました。

こんなこの前までスクリーン中毒だった僕がどうやってスマホを脱却することができたのか??

今まで培った経験をもとに、すべてのノウハウをここで伝授します。

ステップ①:スマホ中毒とは何なのかを理解する

前置きが長くなりましたが、ここからは、スマホ中毒を根本的に治す方法についてステップバイステップで紹介します。

これはすべてのことに当てはまりますが、目標達成のカギは小さなステップを積み重ねることです。

山登りと同じで、まずは自分に絶対にできることからやっていきましょう。

ステップ①としてはまず、スマホ中毒の根本を理解しましょう。

スマホ中毒がどういうものかがわかると、今自分に起きている問題に対処しやすくなります。

スマホ中毒の危険性

スマホ中毒の原因

残念ですが、スマホを見たくないのについ見てしまうあなたは「スマホ中毒」です。

人の行動にはドーパミンという快楽物質(正確には期待ホルモン)が常に関与していて、何か報酬を得るために人をわくわくさせます。

動画(特にショート動画)、ゲーム、SNSからは勉強やスポーツをしているときに比べ、圧倒的短時間で強い刺激が脳に流れるため、脳内でそれらに対するドーパミンが過剰に分泌されます。

それがスマホをやめられない主な原因となります。

過剰に分泌されたドーパミンで人の脳みそは支配され、スクリーンに対して脳が報酬を期待するようになり、スクリーンの前から抜け出せなくなります。

ハーバード大学によるとそんな多くのドーパミンを得ている脳内の回路は麻薬や覚せい剤を使用しているときと全く同じ回路を使っていて、その脳の仕組みがあるため中毒症状が起こるそうです。

キャサリン
キャサリン

麻薬と使う回路が同じなの!!??

こっわっ!!!

Yum@
Yum@

あまり見たくもないけど、ついついスマホに手が伸びてしまうという現象をみんな経験したことがあると思うけど、それは脳がドーパミンを得ようとする本能から来てるんだね!!

中毒はその他の多くの量のドーパミンを短時間で得られる、お酒、たばこ、ジャンクフード、お菓子、ポルノなどでも引き起こされます。

ここで注目してほしいのは、中毒症状に陥るのは動画、ゲーム、SNSなどであってスマホ自体ではないということです。

スマホ中毒のデメリット

そんなスマホ中毒によって引き起こされる主なデメリットをまとめます。

・もっと刺激の強いものを脳が本能的に欲するため、やめられなくなり、時間が溶ける

・日々刺激の強いものにさらされていると、日々の小さな幸せを感じられなくなる

・強い刺激が簡単に手に入ることを脳が覚え、現実で人生の刺激を求めるために努力ができなくなる

・瞬間の快楽を覚え、脳が短期的思考になる

・人と比べるようになり、鬱になる

・情報中毒になり、自分で考えることを放棄する

この中で一番大きいデメリットはやはり、時間が無くなるということですね。

例えば一日3時間無駄なスクリーンタイムがあったとしましょう。

そうすると一年で1000時間以上を無駄にすることになります。

1万時間で一つの分野の一流になれると言われますが、1000時間ではセミプロ、中上級者レベルに慣れると言われています。

僕が受験期のころに一番伸びた、最後の100日の最大勉強時間も1000時間であり、その期間があったから、僕は逆転合格ができました。

つまり1000時間も積み重ねていけば人生逆転が十分狙えます。

また個人的に注目したいのは情報中毒になってしまうということです。

近年のネットの普及により、誰でも簡単に今すぐにでも情報の海につかることができるようになりました。

しかし考えてみてください。

例えば、今日や昨日に見たYoutube の具体的な内容は覚えていますか??

試しにノートに書きだしてみると、意外と覚えていないことがわかると思います。

僕も、例えば「○○になる習慣30選」などの動画は動画を閉じて、1時間くらいすると5つも覚えていないので、そのような情報吸収が目的の動画を見るときはノートにメモするようにしています。

本やネットで学んだことは案外頭に入らないものです。

情報の吸収を目的でやるなら、しっかりメモを取ってあとで見れるようにしておくことをお勧めします。

特に音声だけの学習はかなり記憶の効率が悪いです。(audibleやYoutube)

あなたが天才じゃない限りはお勧めできません(メモを取るなら良い学習となります)

有名な精神科医の樺沢紫苑氏の著書「学びを結果に変えるアウトプット大全」には人生はアウトプットによりつくられていくものであるということを言っています。

そして、アウトプットとインプットの適切な比は8:2であると言っています。

インプットした情報はアウトプットしないと、脳内でゴミ認定され、ただちに脳から消去されるように設定されています。

インプットして大切だと感じたことは、できればすぐにアウトプットしましょう。

アウトプットの重要性やアウトプットの詳しいやり方が知りたい方はこの本がおすすめです↓↓

また、

・スマホ強い刺激が簡単に手に入ることを脳が覚え、現実で人生の刺激を求めるために努力ができなくなる

・ドーパミンがすぐに得られるので、中毒になると長期的思考ができなくなる

といった2つのことは人間の弱点を完璧についたAppleやMetaの凄さが伺えます。

人類は生存のため注意散漫になるように太古から進化してきました。(大体の生物に当てはまる)

だからこんなにも気が散るモノは人間にとって目が離せないものなのです。

更に、ドーパミンがすぐに得られるため、スマホにハマり負のループに達します。

短期的な快楽に慣れてしまっている人は、多分この記事も最後まで読めないでしょう。

それほど事は深刻なのです。

・人と比べるようになり、鬱になる

ということも深刻です。

スマホの普及やSNSの発達により、誰でも世界と繋がれるようになりました。

そして人と比べる機会が格段に増えたため、鬱になる人がとても増えているそうです。

ルッキズムなどの言葉が注目されるようになったのもこれによってです。

「スマホ脳」を読むべし

スマホが「何」であるかを知るために、スウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセン氏が書いた「スマホ脳」を読むことを勧めます。

この記事もこの本の影響を受けています。

スマホ社会がもたらす弊害とは何なのか、なぜ中毒になってしまうのかを科学的に、生物学的にデータに基づきながら学べる本です。

そしてその対処法も書かれています。

特に「なぜ人はスマホ中毒になってしまうのか」の内容がかなり興味深かったので、これを知っておけばスマホ中毒にかなり対処できるようになるでしょう。

特にスマホ世代の方は読んだほうがいい一冊です。

「スマホを禁止する」は解決にならないことを知る

スマホ中毒の対策として「スマホを禁止する」という方法は根本的な解決にはなりません。

この方法は確かに期間の制限があるとき(例えば、受験生の追い込み時期、テスト2週間前からテストが終わるまでなど)は効果は絶大かもしれません。

スマホがそもそも使えなくなるので、スマホを使いすぎる問題は解決します。

しかし、あなたが求めているのは「スマホ中毒から抜け出す方法」なのではないでしょうか

確かに、「スマホを禁止する方法」、スマホを使わない習慣がつき、スマホの必要性を感じなくなることがあることがあるので、そのような場合は効果があります。

とはいえ、スマホを禁止するということは、現代の社会では絶対に長続きしません

スマホは「コミュニケーションツール、計算機、検索エンジン、勉強道具、メモ帳、音楽デバイス、カメラ、娯楽などの多種多様な機能が一台でできる最先端技術の結晶」です。

現代の社会でこれを使わないのは、不便の極みであり、QOLも下がります。(人によります笑)

Yum@
Yum@

何度も言うけど、スマホが悪いんじゃなくて、SNS、ゲームのやりすぎが良くないってことを肝に銘じておこう!!

また、その手法は自分の意志ではなく、環境的に自分を縛っていることになるので、その縛りがあることでスマホ禁止の期間が終わったら爆発的にスマホを使用することでしょう。

人はやっちゃダメと言われたことを逆にやりたくなるという性質があります。(逆にやらなければだめなことがやりたくなくなる性質もある)

人間は「ストレスをさける」という本能があり、自分に課している制限を避けようとしてこのようなことが起こります。

スマホを禁止している時間は、自分が自由でないことを自覚し生産性も落ちますし、禁断症状も出て、「お菓子をたくさん食べる」など別のものに被害が波及することもあります。

先ほども言いましたが、使いたいときにスマホが使えないのは今の時代、不便の極みです。

逆にスマホをうまく使うことができたら、スマホは自分の成長においてとてつもなく強い味方となります。

私は実際に学習のためにYoutubeをよく使っています。

最近は筋トレにはまっていますが、Youtubeにはたくさんの愉快で洗練されたトレーナーがいるので重宝しています。

Youtubeは無料で見れるうえに、コンテンツもしっかりしているのでこの上ない教材です。

Yum@
Yum@

Youtubeを学習で使わないなんて、僕からすると図書館が自宅にあるのに使っていないようなものだね!

「スマホとの共存」はこれからを生きていく人にとっては免れない課題であることに違いありません。

では、スマホ中毒を根本的に治すにはどうしたらよいのでしょうか???

ステップ②:克服したい理由を明確にする

まずはスマホの見過ぎをやめたい理由を整理しましょう。

なんで辞めたいのかを具体的にノートに書いてください。

「新しいスキルを身に着ける」「大学に合格する」「副業をはじめる」「モテる」など大きい目標が決まったら、そのために具体的に毎日何をするのかを考えましょう。

その理由がスマホ中毒から脱却するあなたの軸となります。

この理由が本気であればあるほど、スマホ中毒から脱却することは容易になります。

Yum@
Yum@

ちなみに僕は、無駄にスマホを見ている時間があれば、人との関わる時間を増やしたいと思ったのがスマホ依存を脱却できた理由だね。

ステップ③:スマホを使う習慣を減らす

スマホ脱却の理由ができたら、次は「スマホ習慣」をなくすステップです。

ここでいう「スマホ習慣」は「スマホを持ち上げる習慣」と「アプリを開く習慣」です。

スマホを持ち上げる習慣を減らすには、スマホを置く場所を自分から離れた場所にしましょう。視界に入れないようにしてください。

スマホを触ってしまう第一ステップとしては「スマホを使うことを考える」と「スマホが視界に入る」があります。

後者のほうのトリガーはスマホ中毒の人特有のトリガーです。ですので、スマホを視界に入れない生活をしてみてください。

Yum@
Yum@

僕はスマホは普段リビングルームに置いているよ。

自分から離れた場所にスマホを置くことで、徐々にスマホのことを考えなくなるよ!!

そして次にやることが、タブレットなどの他の端末がある人限定ですが、よく使うけどスマホに入っている必要性がないアプリをスマホから削除して、他の端末だけで使えるようにすることです。

例えば、僕でいうYoutubeがそれにあたります。僕のスマホでの娯楽アプリはSNS、Youtube、YoutubeMusicです。

ですから、必然的にYoutubeのやっている時間を抑えることがスマホ依存脱却の鍵でした。

しかし、人間はやはりアプリが入っていると使ってしまうものです。

Youtubeのアプリをスマホから消してからは、ブラウザで検索しないとYoutubeが見れないようになったので、外出している時間はほとんどYoutubeを見なくなりました。

スマホゲームについては賛否両論ありますが、僕は熱中しすぎてしまう性なので僕みたいなタイプの人は、ゲームはやめないとスマホ中毒は脱却できないと断言します。

もし、あなたがそんなに熱中しない人で、ゲームをたしなむ程度にできるのなら別にやってもいいとは思いますが…

どちらにせよスマホから脱却するなら、スマホにゲームを入れるのではなく、別の端末に入れましょう。

Yum@
Yum@

何においても、良い悪いはないから、そこは自分の価値観で判断してね。

ゲームにおける盛り上がりは何にも代えられないものがあると思うけどね笑

ステップ④:スマホを触る習慣をなくす

次にやることは、ルーティンにスマホを使う習慣を入れないということです。

人間の習慣力というのは非常に強力なものです。

人間は極力頭を使いたくないので、できるだけ考えることをなくしたいがために強力になります。

Yum@
Yum@

トイレに入ると自然と尿意が増す、朝ごはんを食べ終わったら、何も考えずとも洗面所に行って歯を磨くということが習慣力の代表例だよ。

スマホを使う習慣がルーティンに入っていたら、使いたくなくても体が動いてしまいます。

逆にスマホを使わない習慣のある人は、無意識にスマホをとる行動はしないでしょう。

つまり、スマホを使わない習慣がルーティンに入ってしまえばスマホの時間のコントロールなど余裕なのです。

皆さん朝を想像しましょう。

朝起きて最初にやることがスマホに手を伸ばす人になっていませんか?

この機会に日ごろのルーティンを見直してみてはいかがでしょうか!

私のスマホに関するルーティンの見直しの例

・SNSは昼ごはんまで見ないようにする

・待ち時間、電車時間にSNSの代わりとなるもの(読書、勉強など)をする。

・寝る1時間半前からはスマホを見ないようにする(睡眠のため)

・歯磨き、ご飯、お風呂、歩くなどの時間にスマホを見ない。(ながらスマホをしない)

Yum@
Yum@

ながらスマホをしないのは結構人生を変えるよ!!

一つの行動に集中すると、短時間で済ませられるし、ご飯はおいしくなるし、視野が広くなって新しい発見があるよ!!

ステップ⑤:アプリを開く習慣をなくす

続いて「アプリを開く習慣」をなくす方法です。

これも先ほどと同じでトリガーを減らすことが重要です。

先ほどは、脳からの指令によるトリガーでしたが、今度は外的要因のトリガーについて考えていきましょう。

通知を切る

まず外的要因で最も厄介なものは「通知」です。

通知というトリガーをなくす方法は、シンプルに通知を切ることです。

私たちは基本、スマホを開き通知があった場合、そのアプリを開きたくなります。

その事実だけでもスマホを触りたくなってしまうのに、通知の赤色のバナーが私たちの本能を駆り立てます。

という色は私たちの注意を最も惹く色です。

血の色、危険・警戒を表すマークとして使われ、本能的に興奮する色です。

そうして、赤いバナーを見てしまうと、ドーパミンが分泌され、そのアプリを開きたくなってしまいます。

なので設定で通知オフにするか、iphoneであったらパーソナルモード、アンドロイドであればフォーカスモードを使いましょう。

ワンタップでパーソナルモードに切り替えるだけで通知が無くなるので、パーソナルモードは集中したいときにとても便利な機能です。(正直僕は、重要な連絡があるとき以外は常時パーソナルモードです笑)

特定のアプリの通知をオンにできたり、カスタマイズも充実しているので、とてもおすすめです。

画面を白黒にする(追記)

これは意外と知られていない方法ですが、後で紹介するアンデシュ・ハンセンの著書「スマホの脳」に書かれていた方法で、実際に試してみると効果てきめんでした。

先程も「赤が脳を興奮させる」ということを書きましたが、やはり色があるとそれだけ脳が興奮し、ドーパミンの放出量も多くなります。

白黒で見ることで、スマホの画面がより魅力的に感じなくなるので、スマホ時間がかなり減るでしょう。(おしゃれでもあるので結構気に入っています笑)

設定方法としては、iphoneなら設定 → アクセシビリティ → カラーフィルター → ONで設定できます。

この機能をコントロールセンターに持ってくることで、瞬時にカラーフィルターのON/OFFができるのでおすすめです。

スクリーンタイムを設定する

アプリを開く習慣を減らすには、スクリーンタイムを設定することも効果的です。

僕が実践しているのは、SNSはすべて一日1~5分に制限をかけています。

明らかに短い設定にしているのは、二回目にスマホを開くときに下のようにアイコンが暗くなって、砂時計マークが付いてほしいからです。

そうすることによって、次使うときに少しは躊躇します。

このような開きたくなくなる行為を積み重ねていけば、自然と触らなくなっていくものです。

もちろん、使う必要性のある時は開いてスクリーンタイムを解除します。

ここで注意したいのが「15分延長」をすることです。

ここで、すべて解除しないように気を付けましょう。

アプリを整理する

時間が溶けてしまうアプリをホーム画面から見えないようにするというのもかなり有効です。

僕の今のホーム画面は以下のようになっています。

左のウェジットの画面は、To do List 、スクリーンタイム、天気、予定です。

このホーム画面のレイアウトを使うようにしたら、格段にスクリーンタイムが減りました。

コツはSNSやその他娯楽アプリを一等地に持ってこないこと。

スマホを開いたときによく使うアプリが目に入ってこないようにするかつ、Focusモードで通知オフにする」これをすればスマホはただの機械なんだと認識するようになりました。

ぜひ参考にしてみてください。

コラム:もしもアプリを開いてしまったら…

上のような対策をすべてしても、誘惑に負けてアプリを開いてしまうこともあると思います。

その時の対策について、ここではお話しします。

まず前提として、現在普及しているアプリは世界各国の天才が「人々がたくさんそのアプリを使用するように」作っています。

そうすることにより会社の利益が上がるからです。

そんな天才との戦いに毎日挑んでもほとんどの人には勝ち目はありません。

このトピックについて面白い話を紹介します。

iPhoneの生みの親であるスティーブジョブズは「ipadを自分のそばにすらおかずに生活している」と答えました。

さらには、自分の子供(10代)のすべての電子機器のスクリーンタイムを厳しく制限していたそうです。

また、マイクロソフト創業者のビルゲイツは子供が14歳になるまでスマホを持たせなかったと言います。

当時スウェーデンの14歳のスマホ普及率は80%程度でした。

IT企業のトップは子供にスマホを与えないのです。

自分たちが作り出しているものがいかに脅威的なものであるかを熟知しているのです!

この話はアンデシュ・ハンセンの著書「スマホ脳」に書かれています。

そう考えると、負ける戦いにそもそも挑まないということが最善策ではあります。

そんな時僕は「アプリを開いたら負け」と思っています。

しかし、そんなことを分かっていても、誘惑に負けてしまうのが人間です。

ここで僕が普段アプリを使うときに意識していることは以下の二つです。

・使う目的を決めてから使う(〇〇だけやるなど)

・おすすめを見ないようにする

僕のスクリーンタイムの原因のほとんどはYoutubeですが、おすすめに出てきたエンタメ系のYoutubeに対して「このチャンネルを表示しない」の設定をしたら、youtubeを見る時間の削減がかなりできました。

ステップ⑥:使ってしまうアプリを1日使わないで過ごしてみる

最後のステップとしては、1日だけそのアプリを使わずに過ごしてみるということです。

最初はかなり難しいと思いますが、「案外そのアプリを使用しなくても、普通に暮らせる」ということがわかると思います。

これがわかってしまえば、もうそのアプリをあまり使わないで生活できるようになります。

そして、スマホをあまり使わない生活に慣れると、日々の生活に新しい発見が増え、生活スタイルの選択肢が増え、人生がより豊かになります。

究極的なスマホ戦略

ステップ⑥までを実践していただくと、大幅にスクリーンタイムが減っていくのを実感できると思います。

僕は、娯楽としてSNSやYoutubeを用いないということはできません。

最近はYoutubeでいうとサッカー関連のものなどはよく見ますし、むっちゃ面白いです笑

個人的には、Youtubeは自分の人生を豊かなものにしてくれていると思います。

かといっていつかは、スマホを完全にシャットアウトした生活も何日か送ってみたいという気もしています。

一流の起業家などは、そういったSNSをほとんどシャットアウトしている人もいます。

そこらへんはあなたの価値観次第です。

Yum@
Yum@

スマホを娯楽で使わないようにしているとき、もし使っちゃったとしても、自分を責めないようにね。何もいいことないよ!

時間を大切にしている時点で、自分はすごいと思おう!!

そして、反省を活かして、次の目標を立てよう!!

まとめ

キャサリン
キャサリン

私もステップバイステップで頑張ってみよ~!

Yum@
Yum@

僕もスマホに対してはまだまだ全然勝てないから、いい生活ができるようにがんばりたいねぇ!

何度も言いますが、「スマホ中毒」というのは社会問題であり、この問題に立ち向かおうとするあなたはその時点で素晴らしいです。

スマホ共生時代においての理想論は「隣にスマホがあっても、気にならずに物事に集中できる」です。

これができたら、もう完璧にスマホと向かい合うことができるでしょう。

それへのステップで一番重要なのはやはり、ステップ①の自分の目標を立てることです。

自分の目標に本気であればあるほどスマホはどうでもよくなってきます。

例えば、本田圭佑がスマホ中毒になると思いますか?絶対ならないですよね。目標が高い彼にそんな暇はないです。

スマホ中毒は暇だからなることです。その暇な時間を別のことに使いましょう。

もっと科学的なことを知りたかったらハーバード大学のドーパミンについてのサイトを見てください。英語ですが、頑張ってください笑笑

また、スマホ社会の弊害やなぜスマホ中毒に陥るのか、その対処法はどうすればいいのかを詳しく知りたい人は「スマホ脳」を読んだほうがいいです。

その他のYum@の大学生活のTIPSについての記事はこちら

Yum@
Yum@

今日も最高な一日にしていこう!!

See you soon!!!

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