こんにちは、Yum@です。
僕は現在、東京工業大学(東京科学大学)工学院機械系に所属する大学2年生です。
この記事では、落合陽一氏の書いた本「超AI時代の生存戦略 シンギュラリティに備える34のリスト」を要約しながら、これからの時代にどう立ち回るのが有利なのかを一緒に考えていこうと思います。
最近の情報技術の革新は凄まじく、他の分野の分野の100倍以上のスピードで日々進化しています。
AIによって仕事が奪われるというのは、もうすでに始まっています。
株式会社野村総合研究所とオックスフォード大学の研究によれば、2025年から2035年までに49%もの日本の職業がAIに取って代わる可能性があると言います。
どうすれば、この激動の時代に適応できるのでしょうか?

最近のAI動向
AIの歴史は1950年代まで遡りますが、この10年はAI技術がありえないスピードで発達しています。
特に、2022年の11月30日にChat GPTがリリースされてから、技術革新に拍車がかかっています。
※2023年11月以降のChatGPTの使い方に関してはさとうじょうゆさんの大学生活の効率を爆上げするChatGPT活用術!に詳しくまとまっています。
生成AIでは、イラストや写真とそっくりな絵、動画、音楽、声、これらを使ったディープフェイク、プログラミングや会計、翻訳、ライティングなど基本的なことはもう何でもできてしまいます。
最近だと、ブラックジャックの新作をAIをつかって制作したことが話題になりましたよね。(2023年11月20日に公開)
また、近頃のアメリカの映画の俳優、女優のストライキもAIを用いた映画制作が原因となっています。
ちなみに、僕はMidjourneyという生成AIを使えるのですが、プロンプトを”Young people on a planet with an idyllic climate with the earth in the sky –ar 16:9 –v 6.0″にすると下のような画像ができます。↓↓↓

今は、素人でもこんなきれいな画像を簡単に作れる時代なのです。
すごいですよね。
今回紹介する本のサブタイトルの「シンギュラリティ」とは英語で特異点を表すものですが、ここでは「AIが人間より賢い知能を持つこと」です。
シンギュラリティが来たら、人間はAIに支配されてしまうのかもしれません。
2045年くらいにシンギュラリティが来るだろうと言われていましたが、最近のAIの動向から僕は2030年までにはシンギュラリティが来てしまうと思っています。
とりあえずこれからの時代、私達は生活の戦略を変えてかなければならないことは明白ですよね。
これらを踏まえて、「超AI時代の生存戦略」を読んで大切だと思ったことを僕の考えとともにまとめます。
超AI時代の生存戦略の要点
この本は薄いのですが、先程の「シンギュラリティ」のようなAIの専門用語が出てくるため、結構難しめの本でした。
なので、専門用語はしっかり説明してわかりやすく要約します!!
筆者が伝えたいこと&僕が大事だなと思ったことをまとめます。
ワークアズライフをみつけよ
ここ40年くらい「ワークライフバランス」ということが仕事を選ぶ上で重要視されてきました。
しかし、これからの時代は「ワークアズライフ」という仕事と生活を分けずに、生活としての仕事をするという考え方のほうが、時代に即した働き方の形となります。
ここ20年、特にポストコロナ時代にはもうインターネットさえあれば、いつでもどこでも仕事ができる時代となってきました。
そうなってくると「何時に出勤して、何時に退社するということが当たり前」と考える時代は終わり、もっと柔軟な仕事体制を考えることが必要になってきます。
※ここからASIという用語を使います。
Artificial Superintelligenceの略で、人間を超えた知能を持つAIのことを言います。

仕事になる趣味を3つ持て
ASIができたら、人間の能力の価値がかなり消えていきます。
なので、人はAIが持たないものに注力すればいいのです。
AIは常に透明性と合理性を求めるものです。
AIには人間特有の趣味性(フェチズムからくる)はありません。
自分の大好きな趣味で、自分のオリジナリティや個性、フェチズムを強化していくことがこれから先の社会で活きてくるでしょう。
趣味であると時間も気にならないし、ストレスフリーとなり、専門性(後で話します)が一段と高まっていくので、「趣味=仕事」となればこれからの時代とても理にかなってきます。

僕の仕事になる趣味を3つ考えてみると、
1.機械設計(これは大学で勉強中)
2.ブログやYoutubeで情報発信
3.人に何かを教えること
の3つかな。
他にもスポーツが好きなら地域の大会運営とか、プログラミングが好きならゲーム開発とか、はたまた音楽とか料理をつくるとか、仕事になる趣味なんてたくさんありそうだね!!
どれだけストレスフリーに生きれるか
ストレスフリーということは、どの時代においても重要です。
「ワークアズライフ」のストレスフリー戦略を考えてみましょう。
ここで大切なのが、生活を「ワーク」と「ライフ」の対比で考えるのではなく、「報酬」と「ストレス」の対比で考えることです。
別に一日中仕事をしていても、ゲームの要素(あとで説明)をいれてストレスコントロールがしっかり出来ていればそれでいいのです。
その働き方が可能な今があることに気づき、できることからやっていくことが大切なのです。
資本主義社会はいつでも利潤や価値のある側がどんどん便利に豊かになっていく構造になっているということを肝に銘じておくと良いと思います。

ギャンブル・コレクション・心地よさ
ワークアズライフの生活においては「ギャンブル性」「コレクション性」「心地よさ」の3つの報酬デザインを考えることが大切です。
人間が何かをすることにおいて必要不可欠なのが報酬であり、報酬がなかったら何かを続けることはできません。
そして、この報酬を得る作業として仕事を捉えることができれば、仕事は「ゲーム」的なものなのです。
一般的なゲームを考えて見ましょう。
ミッションがあり、それを一つづつやって報酬を得る(コレクション性)
小ボス、中ボスをを倒していく中で、報酬をもらい、最終的に大ボスを倒して、大きな報酬をもらう。(コレクション性、ギャンブル性)
ボスは倒せるかわからないくらい強いから、倒せたときが嬉しい。(ギャンブル性)
強敵を倒すと友達間やゲーム内で称賛される。(心地よさ)
これを仕事に応用すると
自分の企画が成功し、給料が増える(ギャンブル性)
自分の実績が増えていく。(コレクション性)
得た給料で好きな人と出かける(心地よさ)
ってなかんじで、「ギャンブル性による報酬」「コレクション性による報酬」「心地の良さによる報酬」を自分の仕事について考え、ゲームのように楽しく仕事を続けることで、活き活きとした生活を送ることができるのではないでしょうか??

僕のブログでも考えてみよう!!
読んでくれる人が増える+報酬が不定期に入る(ギャンブル性)
過去に書いた記事が溜まっていく(コレクション性)
友達から「すごいね」って言われる(心地よさ)
って感じかな笑
超AI時代の働き方戦略
ここからは、超AI時代の働き方に関する意識的な部分を述べていきます。
ここで紹介する意識は今までもこれからも役に立つもので、特に超AI時代には必須となる意識となるでしょう。
ブルーオーシャンを探す癖をつける
ブルーオーシャンとは、競合相手が少ない市場のことを言います。
逆に競合相手が多い市場はレッドオーシャンと言います。
稼ぎ方を考えれば、あまりやっている人がいないけど稼げる「ブルーオーシャン」はたくさんあります。
AIは既存のデータを踏まえて新しい戦略を合理的に考えるため、非合理的に物事を考えることができません。
逆に言えば、無駄だと思いがちな「人の非合理的な考え方」がこれからの時代はますます重要になってきます。

ブルーオーシャンを考える具体例としては、
グローバルの雑魚になるより、ニッチな市場でトップになる。つまり、「井の中の蛙」戦略とかだね。
あとは、差別化を図って別の分野で競争するとか(例えばコーラを売るにしても、コーラをスーパーで売り、価格競争の厳しいレッドオーシャンに突っ込むのか、同じ商品を高級ホテルでグラスに入れてChillなサービスとして売るのかなど)

新しい技術情報を常に追いかける
Yum@的には、これからの時代、正直これが一番大切な気がします。
「何時間もかかる作業が次の日になるとAIツールで数分で終わることがある」というのがAI技術革新のスピードです。
ASIが実現した時代は、合理的な考えが得意なのはAIなので、無駄な時間は極力減らし、人間はもっと非合理的な考え方をすることが社会で生存する鍵となります。
だから様々な技術の最新情報を追って、AIにできることはAIに任せてしまうことが他者と差別化を測ることにおいて不可欠なこととなります。
AI技術を追いかける上で僕が頼っているのが、チャエンさんです。
Tweets by masahirochaenこの人はAIの情報をいち早く発信してくれるので、この人の投稿を週1回は見ておけば、AIの波に乗り遅れることはなくなります。
ツールを積極的に使う
最新技術情報を常に追うことに近いですが、実際にAIツールを使ってみるということも重要です。
これからの時代はAIツールをどう応用させて使っていくのかが、ビジネスの舵となり得ます。
例えばChat GPT3.5は誰でも無料で使えるので、このAIツールができることやできないことを色々試す上で自分で実感することが、Chat GPTを実際にビジネスで応用させていく上での基礎となります。
また、今現時点でAIができること、できないことを知っておくことでシンギュラリティへの対策を万全にできます。

今では、Chat GPTで英会話の練習ができるから、正直英会話教室も需要が下がる気がする。
でも現時点で、Chat GPTの英会話機能(無料)を知っている人は日本人の10%いるのかな??
スペシャリストが大前提
ASIが生まれた社会では知識を広く浅く知っていることは「稼ぐにおいて」ほぼ無意味となります。
それよりも、ある特定の分野を極めることに注力しましょう。
これは昔から言われていることですが、ある分野のトップになればそこに需要が生まれるので、有利になります。
先程も述べた「ニッチな市場のトップになろう」ってことに似てます。

特定の分野を極めることは重要だと思うけど、特定の分野を極めるには結局様々な方面の知識が必要だと僕は思うよ。
様々な知識があれば違う世界が見えてくることがあるからね。
まあ、結局は「努力して専門性をつけよう」ってことだね。

「信じる」ということ
今までは皆で同じ方向を向かって、生産性を向上させるというやり方で良かったのですが、これからは各々がやりたいことに向かって自分で判断していかなくてはならないのです。
自分の趣味性は自分が一番わかっているものなので、どうやって働いていくかを自分で考え決定し、ブルーオーシャンを見つけていく必要があります。
それを達成するために企業を使い倒していくのです。
これからの時代はヒエラルキーがゆるくなり、個人個人が発信力を持つ時代となります。
これらの意思決定をしていくには、核となる自分の価値基準が必要であり、それを信じるということが更に重要となります。

僕は、何かをすることにおいて「信じる」ということが一番大切だと思ってるよ。
信じることができて初めて、そのことが成功する可能性が出てくるんじゃないかな。
超AI時代だからこそ大切になる生活習慣
ここからはAIが栄えてくるからこそ重要となる、人間の体の話をします。
身体性能は人間のほうが上
正直な話、情報系(ソフト)の技術進歩は機械系(ハード)の技術進歩の100倍速いです。
逆に考えれば、ハードの技術で人間のような性能ができる時代、すなわちハードにおけるシンギュラリティは50年後以降でしょう。
なので、今だからこそ人の体を大切にすることが重要なのです。
散々、「AIロボットより人間のほうが勝っているものはなにか」ということを考えさせられますが、それは圧倒的に身体性能でしょう。
最近、動画やゲームの影響で体を動かす機会は格段と減りましたが、今こそ人間がAIに圧勝できる要素である身体性能を高めてみてはいかがでしょうか??

筆者の落合さんは「学生時代にやっておくべきこと」というテーマに関して「筋トレ」と答えているよ。
「頭で稼いでいる人」も資本になっているのは自分の体だから、そこはスポーツ選手と変わらないよね。
世界がどんどん便利になっていく中で体を鍛えることは最重要課題なのかもしれないね。

自分がやりたいことなのか、本能がやりたいことなのか?
健康を考える上のアドバイスとしては、「なにかを食べる上でこれは本当に食べたいのか、本能で食べたいと思っているのかを考える」ことだそうです。
そして、本能で食べたいのなら「他の報酬で置き換えられないのかを考える」、そうやって報酬(アメとムチ)を意識することで体がいい方向に進むということを言っています。

僕はこれは人生にも当てはまると思っていて、人生でやりたいことなのか、それとも自分の自我がやりたいことなのかを考え、後者であったときは別の報酬を考えることで、自我の暴走を回避できるよね。
例えば、後者の理由でゲームがしたいんだったら、今日はアイスを食べていいから勉強するとかね。
個性は勝手に出るもの
ここまで読んできた人の中で「趣味なんてないんだけど!!」という人がいるかもしれません。
どうやって個性を出していけばいいのでしょうか??
筆者は「個性は勝手に出るものである」と言っています。
個性を出すには、まず流行は気にしないで「自分がいいな」と思ったものをとことん突き詰める。
そうすると自ずと勝手に個性は出るのです。
とりあえず、人の目を気にしないということが重要です。

お金はどんどん投資せよ
昔であれば、貯金をしておくか、家を買って住宅ローンを返していけばよかったですが、これからの時代、何回仕事を変えるかわからないし、住居も何回も変えるかもしれません。
だから、お金は貯金として休ませておくのではなく、自分のための投資をしていくことが大切です。
自分の能力やチームに投資をして、広い意味での財産をどんどん大きいものにしていきましょう!!
最後に
読んで話を繋げていくことが難しい本だったので、僕としても内容をまとめられて非常にいい経験になりました。
正直まだ紹介したい内容がたくさんあります。
かなり濃い良い本でした。
気になった方はぜひ↓↓↓
シンギュラリティは確実に来ます。
社会の流れを理解することやAI社会を将来生活することにおいて少しでも助けになったら幸いです。

今日も最高の1日にしよう!!
See you soon!!
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