お久しぶりです。Yum@です。
実は僕、今年の夏休みに5週間程度、オーストラリアのブリスベンにあるクイーンズランド大学へ語学留学に行ってきました。
様々な経験ができ、最も充実した時期の一つとなったことは間違いありません。
そして目まぐるしく新しい日々の生活の中で、留学したからこそできた「気づき」がたくさんありました。
そこで、今回は特に重要だと思った留学で得ることができた人生に直結する3つの糧について紹介していきます!
-この記事の内容のネタバレ-
・行動力は自分を理想に近づける!全てのことは自分から始めよう!!
・行動力を上げるにはとことんハードルを低くしよう!
・言語と気候が個人の性格にかなり影響しているのでは??
・仕事や学校についての価値観がぜんぜん違う!!
1:行動することの素晴らしさ
まず、一番大きな糧であるのは「行動することの素晴らしさ」に改めて気づいたことです。
人生は行動の連続であり、それが自分にとって面白いものであれば、充実した時間を送ることができます。
すなわち、人生が充実するかは極論「自分の行動次第」なのです。
留学に行く前の自分
僕は、正直留学に行くことは「だるいな」と感じていました。
Science Tokyoが用意しているプログラムは留学する大学への申し込み、ホームステイの申し込み、航空機の申し込みなど何から何まで自分でやらなければなりませんでした。
行く前は「本当にだるい。ここまでやって留学行く価値あるのか? お金もかかるし」と感じていました。
これは海外への恐怖心から自分を守るために、無意識に言い訳を作っていたと今となってはメタ認知しています。
正直、初の海外であったので怖い気持ちはありました。
今では留学に行っておいて100%正解だったと思いますが、やはり何をするにおいても、「何が起こるのかわからないものに労力やお金を費やす」ということはかなり怖いことであると思います。
僕はもう周りの人に1年前から「留学行く」と行っていたので、今更引くこともできないし、もう行くしかなかったです。
でも、「ここで留学しなかったら、絶対に将来後悔するし、留学成功したら、むちゃくちゃ楽しくて、視野もものすごく広がるんだろうな」ってことはずっと思っていました。
留学中の自分
留学のはじめに気をつけていたことは、自分のメンタルを落とさないことです。
とりあえず、メンタルが落ちてしまうと相談できる人も少ないので、メンタルを上げに上げようとしていました。
「自分でできたことで、自分をむっちゃ褒める」「決して無理はしない」ということを意識しました。
※こんな感じで自賛します。
留学行く前は「留学という選択をして行動しようとしている時点で、自分はすごい!!」
渡航後は「自分ひとりで、しかも初海外で渡航して、異国の地にいる時点で自分はすごい!!」
外国人と話したときは「現地の言葉で現地人と喋っているの本当にすごい!!」というような感じです笑
そうして、留学中は毎日無理のない範囲でできるだけ行動し、現地の学生とバスケやサッカーをしたり、ボードゲームサークル、日本交流サークルに入ったり、そこでできた友達と食事や観光に行ったりと、かなり充実した毎日を過ごすことができました。
自分の留学生活を充実させるために、「とりあえず行動する」
そうしたら、自ずと自分が求めていた留学生活に近づいて行きました。
ここで、「自分が行動することさえできれば、自分の理想に近づくことができるんだな」と行動力の大切さを改めて体感しました。
今までの自分と比べて
今まではとても未熟だったので、うまくいかないことがあったら、何かのせいにしていたときがよくありました。
例えば、「コロナだったから、高校生活あまり楽しめなかった」とか「もっと遊びたいな。誰かが俺を誘ってくれれば、もっと楽しくなるのにな」っていうよな感じです。
何かのせいにすることで、「理想を実現する努力」をやめてしまうんですよね。
例えば、コロナだから、何でもかんでも自粛するのが当たり前と考えてしまったり、人に恵まれないから人生が面白くないと考えてしまったり。
恵まれてないのは、自分の思考回路でした。
やりたいことがあれば、自分が行動して、理想を実現する努力をすれば、必ず理想に近づいていく。
「全てのことは自分から始める」ということを心に刻んでいきたいです。
ハードルを低くすることの重要性
行動力を上げることはかなり難しいことだと思います。
自分の行動力を上げるために肝になってくるのが「どれだけハードルを下げることができるか」です。
ハードルが高すぎるとそれがデンジャーゾーンのことであると脳で認識されます。
それを避けるためには、ハードルを細分化し、チャレンジングゾーンに持っていく作業が必要です。
例えば、僕は海外旅行にすら行ったことがなかったので、留学行く前に海外旅行に行けば、もっと渡航のハードルは下がっていたでしょう。
留学生活においても、「キラキラした留学生活」を目標にしてしまうと、僕は陽キャではないので、多分最初の一週間はかなりメンタルが落ち込んでいたでしょう。
ここで具体的に、「キラキラした留学生活」のハードルを下げて見ましょう。
まず「キラキラした留学生活」って何ですか。
これだと抽象的なイメージとなってしまうので例えば「現地の友達10人つくる」として、現実に想像できる目標にします。
「現地の友達10人つくる」は結構ハードルが高いので、その前に「現地の友達1人つくる」を達成しましょう。
では友達を作るためには、やはり会話をしなければなりません。
会話をするためには、クラスやクラブ活動に参加をすることや人が集まる場所に行き「話しかけること」や「元気に挨拶」することが必要となります。
こんな感じで目標からファーストステップまで細分化することができ、目標のハードルは全然高くないなと認識することができます。
達成したら次のステージに進むこの「ステップバイステップの理論」は、行動するうえで最強の理論です。
実際に「元気な挨拶」をすることから始めた結果、次第に会話が広がり、友達ができて、結果的に楽しい留学生活を送ることができました。
このことを経験して理解したことは、今後の人生においてのかなり大きな糧になるでしょう。
2:言語や気候が国民性を作っている??
続いてのオーストラリア留学で得たことは「言語や気候が性格に与える影響は大きい」ということです。
これは、オーストラリアに来てすぐに感じました。
そして、オーストラリアに住む期間が長くなるほど、強く感じるようになりました。
気候による影響
まず、僕が行ったブリスベンはとても晴れが多く、乾燥していて、一年を通して春と夏しかないというところでした。
Wether Sparkによれば一年を通して75%程が晴れるそうです。
特に、僕のいた8月9月は90%程晴れでした。
一方で、東京は一年を通して55%程で明らかに差があります。
晴れが多いと、やはり気分が前向きになります。
寝起きも良くなり、シャキッとした生活ができます。
一方で、東京の夏はジメジメして雨が多く、天気に落ち込む日もよくあります。
これらの気候が「ブリスベンの人は東京より社交的でポジティブである」ということに影響をしているのではないかと感じました。
個人的には、ブリスベンは雨が少なく、お風呂もシャワーだけで、湯船に浸かることなんて贅沢みたいな感じだったから、結局日本の方が好きだな笑。
言語による影響
ブリスベンの人々は全体的に、細かいことを気にしない精神であり、初対面でも仲間に入れてくれる感じの精神でした。
僕はたったの5週間しかいないため、アクティブに行動していくしかなかったのですが、話しかけるときに英語だと、人に話しかけやすいことに気づきました。
「How are you?」などの話しかけるフレーズがあったり、日常英語では敬語がないため、人と人の距離がとても早く縮まるのだなと体感できました。
また留学中、日本人同士でも敬語を使わなかったため、短期間で親しくなることができました。
更に、オーストラリアでは知らない人と普通に挨拶したり、バスを降りるときに「Thank you!」と言ったりと、心温まる文化があっていいなと思いました。
※まあ個人的には、隣人の人とか、同じ施設を使っているとか、自分に少し関係のある人には挨拶するのがいいと思いますけどね。挨拶することにデメリットはないし、僕は挨拶されると嬉しいです笑。
言語、特に敬語によるコミュニケーションにおける障害について、学校の教養卒論で掘り下げていこうかなと感じました。
3:仕事に対する価値観
仕事に対する価値観の違い
もう一つ大きな発見は、オーストラリア人の「仕事とプライベートのバランス感覚」です。
多くの店は夕方5時に閉まり、残業を嫌う文化が浸透しています。
学校の授業が終わったら、急いでショッピングにいかないと、店が閉まってしまいます。
生活スタイルも朝型で、大学の授業は8時から始まるのが一般的です。
僕のホストマザーは朝4時に起きて朝活をしていました笑(ヨガや猫の散歩など)
そのような話は他にも結構聞いたので、朝活をすることは一般的なのかもしれません
確かに人間は昼行性なので、このオーストラリア人の生活スタイルが一番効率が良さそうだし、生物学的には理想的なのかなと思いました。
また、仕事を早めに終えてプライベートを大切にする生活スタイルは、多くの日本人が理想とするスタイルなのではないでしょうか。
このスタイルをオーストラリア人はもう得ていたなんて、知りませんでした。
個人的には、やっぱり夜にいろんな店が営業している日本はとても便利だし、素晴らしいと思うよ!!
また、店員と客の間での気さくな会話や、仕事中の楽しそうな雰囲気も、日本ではあまり見られないことでした。
私は「楽しんでできる仕事」をすることが目標なので、自分の理想とする働き方のイメージが少しできたような気がします。
このような感じで、仕事に対する価値観が日本と大きく異なっていることが深く印象に残りました。
学校の活動での大きな違い
さらに仕事をする前の「学校の活動からオーストラリアは日本と大きく違う」と学校生活をしていて感じました。
友だちになった現地の学生の中に、僕と同じ機械工学専攻の学生がおり、「もしよかったら、一緒に勉強しようぜ」と言われ、一緒に勉強することとなりました。
そのときに、彼は機械工学科の学生10人くらいで集まって、図書館で課題を解いていました。
クイーンズランド大学の図書館は喋っていいエリアが多くあり、ディスカッションしながら学ぶというのがスタンダードのようです。
「これが学びのあるべき姿だな、楽しそうだな」とかなり感銘を受けました。
他の大学の学士課程がどうかはわかりませんが、Science Tokyoは一人で黙々とやるのがスタンダードで、学びにおいてディスカッションはあまりないです。(しゃべるのは実習くらいです。)
しかし、勉強するにおいてそれをアウトプットしていかないと、その知識は自己満足になってしまうので、やはりコミュニケーション能力は頭の良さよりも大事だと思います。
チームを組んでプロジェクトを進める事になったら尚更です。
コミュニケーション能力も大事なのですが、やはり一番は本当に楽しそうなんですよね。
僕もその影響を受け、日本でもグループディスカッションを自主的に増やしていきたいと思っています。
最後に
留学に興味がある人、留学に行こうかどうか迷っている人など色んな人がいると思いますが、とりあえず外国に行くと、見ている世界が180度変わることがかなりあるので、絶対行ったほうがいいです。
僕は、自分が知らず知らずのうちに様々な偏見を持っていたということを知りました。
Common sense is the collection of prejudices acquired by age 18.
常識は18歳までにつけてきた偏見の集まりである
Albert Einstein
また、世界から見た日本が分かり、良い面、良くない面を第三者目線で感じることができます。
僕は愛国心がより一層強まりました笑。
では、またお会いしましょう!
今日も最高の一日にしていこう!!
See you soon!!
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